ごあいさつ

平成20年に中核市となった柏市は都心からの交通の便も良く、デパートや大型ショッピングモールもある近代的な街にもかかわらず自然も多く残されており、住みやすい街といえます。
しかし千葉県の医療環境は全国レベルでみると第45位と最下位近くのレベルです。
この中で柏市は国立がんセンター東病院や大学病院があり、医療資源には比較的恵まれた環境にあります。それでも全国レベルに比較すると不足しているのが現状です。
少子高齢化社会が進行し、柏市でも20年後には人口の約5人に1人が75歳以上と予想されています。
少子化を食い止めるための医療環境をみても市内でお産の出来る施設は次第に減少していますし周産期医療や小児救急医療は脆弱なものがあります。全国と比べ急速に増加している高齢者に対する医療・福祉の環境も整っているとは言えず将来に不安があります。
柏市医師会は柏市より委託を受けて学校医や園医、予防接種、各種健診(検診)を行っています。
また救急医療体制でも夜間急病センター、在宅日曜・休日当番さらに二次応需待機病院と有志の医師や医療機関が365日対応しています。
しかし市民の皆様のご希望には程遠いのが現状です。
今後、現在の医療資源のなかで市民の皆様の健康と生命を守るためより良い医療を提供できるように柏市医師会は市とも協議を重ねていく予定ですがより良い医療体制は医師会と柏市との協力だけで達成できるわけではありません。
十分とは言えない医療機関を有効に活用するためには市民の皆様の理解が必要です。

ご協力よろしくお願いします。

一般社団法人 柏市医師会 会長 金江 清